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森口尚史 iPS細胞心筋移植 疑惑 経歴 [社会]

マサチューセッツ総合病院の客員教授森口尚史氏が
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った
世界初の臨床応用( iPS細胞心筋移植)を行った
というニュースが10月11日に報道されたましたが、
それが全てウソ、デタラメではないかという疑惑が浮上しました。

報道の内容は以下の通りです。
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毎日新聞 2012年10月12日朝刊より

日本人研究者の森口尚史氏が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床応用を実施したと読売新聞が11日付朝刊で報じた。これに対して、森口氏が客員講師を務めた米ハーバード大と、患者への治療を実施したとされる米マサチューセッツ総合病院は同日、「森口氏の一切の臨床試験は、我々が承認したものではない」との声明を発表した。

 森口氏は、米ニューヨークで10日から開かれていた国際会議で、iPS細胞から心筋の細胞を作り、重症の心不全患者に細胞を移植する治療を実施したとポスターで展示した。

 この治療は、ハーバード大の倫理委員会の「暫定承認」を受けたと説明。

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森口尚史の経歴は

1964年生まれ、奈良県出身
1995年 東京医科歯科大学大学院医学系研究科修了
1998年 米ハーバード大医学部客員研究員
2000年 東大助教授
2006年 東大特任教授(システム生物医学)

となっていますが、現在は東大には所属しておらず、
最近では国内での研究成果も見られないとか。

ハーバード大学は森口氏について、
「99~00年にかけてマサチューセッツ総合病院の客員研究員だったが、
それ以来、同病院やハーバード大とは関係がない。
森口氏の職務に関わる臨床試験は、
同大学あるいは総合病院の審査委員会により承認されたものではない」
と森口氏の主張を否定しています。

また、 iPS細胞心筋移植手術を行ったとされる
マサチューセッツ総合病院も、
「そのような手術を行った事実はない」
と完全否定です。

米ニューヨークの国際学会で、森口氏は、
iPS細胞から心筋の細胞を作り、
重症の心不全患者に細胞を移植する治療を実施した
というiPS細胞心筋移植のポスターで展示を行っていましたが
「研究内容の正当性に疑義が呈されたため」として主催者側が
会場からポスターを撤去したとのこと

国内外の研究者からもこの手術に関して疑問視する声も多く
ますます疑惑は深まっています。

森口氏側からも取材等に対して、
自己の正当性を主張はしていますが、
証拠となる資料などの提出はなく、
ますます謎は深まるばかりです。

山中教授のノーベル賞受賞でiPS細胞に注目が集まる中、
それに便乗した、詐欺、虚偽なのか?

しばらくこの問題から目が離せないですね。



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